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  • 執筆者の写真kijomitsuru

ノルウェー冒険記vol.1

早朝便の為、4時起きで家を飛び出し空港に向かった。ドイツの12月は寒い。肌に冷たい空気が突き刺さる。

「さむっ」と独り言を言いそうになるのを我慢しながら、私の心は新しいこの旅への期待と興奮でバクバクしていた。



宝塚現役時代こそ、ギリギリ行動の私であったが(稽古開始5分前に稽古場に到着し、いつも組子の皆をそわそわさせていたのは私ですごめんなさい)、ドイツに住み始めてからの私は、度々起こる" 最悪のケース "に備えて早め早めの行動を心掛ける様になっていた。(人間って変われるんだよ ※遠い目)



前日にオンラインチェックインを済ませ、預け荷物も無い私はするするとセキュリティチェックをくぐり抜け、飛行機に乗り込み、まずはオスロへと向かった。




機内で過ごす静かな時間が、私はとても好きだ。

読みたかったあの本を読もうか?いや待てよ、やっぱりお気に入りのあの曲を聴きまくろうか?それともドイツ語の勉強でもしてやろうか、、

考えただけでにやにやする。(実際にやにやしている)

私は、長距離の飛行機移動だって全然へっちゃらだ。日本とヨーロッパ間位の移動時間は、良い" 妄想の時間 "になる。降り立ったことの無い土地の広大な景色を見下ろしながら何かをぼやーっと無責任に考えることは、私にとって至福の時間だ。


写真:飛行機はいつも窓際


オスロ空港に着いた。

初めてのノルウェー。心が浮き立つ。

北欧の空港は爽やかで美しく、どこかモダンで気持ちが良い。

がしかし、フィンランドのそれと同じく全ての物価はただただ高い、、、、泣


写真:今のレートで、約1930円。手のひらサイズ。きゃー    (オスロ空港にて)

そこまで北に位置せぬオスロでも、結構積雪していた。見縊っていた。

こちとら更に北へ行くんですけれども、、と更に興奮(←)しながら次の飛行機を待つ。

パスポートとチケットを最終提示しゲートを潜った直後、「あ!憧れのトロムセー行きボードの写真撮ってない、、」と思い出し(普段そんな写真は滅多に撮らない)、お姉さんに戻って良いか聞く。お姉さんは笑顔で「もちろんよ!ごゆっくり!」とウインクしながらゲートを開けてくれた。こういう優しさに、いつも私は泣きそうになる。


写真:お姉さんのお陰で撮影成功。お姉さん可愛かったなぁ。(ノルウェー、オセロ空港にて)




さて、憧れの地トロムセーは、果たして一体どんな場所なのだろう?

どんな景色が私を待ってるんだろう?


事前調査も満足にせず開始してしまったこの旅の行方はいかに、、、!


写真:トロムセー行きの機内からパシャリ(ノルウェー、オスロ空港にて)。



〜続く〜 🇳🇴 🌲 🇳🇴 🌲 🇳🇴 🌲 🇳🇴 🌲 🇳🇴  

写真:トロムセー行き機内からパシャリ(ノルウェー、オスロ空港にて)



〜続く〜


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